オリジナルジュエリーが出来るまで
Ⅰ様オーダー品 ウサギペンダントブローチ
Iさまが飼われていたウサギをモチーフにしたゴールドのブローチを造って欲しいとのご依頼です。
クリーマのお問い合わせよりご連絡を頂きました。
素材は予算との兼ね合いでK14を使用する事に決定。
続いてデザインのためにウサギの画像を色々見せていただきました。
デザインとしてはまずこの正面をイメージして描いて見ます。
左右から見た画像もあるとより似せやすいと思います。
それと「ここがこの子の特徴!」とお思いになられているところなども
教えていただきました。
この子の特徴としては、・頬の肉が垂れていてへの字口・目がそんなに大きくなく、丸い・顔の輪郭がおにぎり型・右目が白目がちといった感じです。
以前オーダーで製作させていただいたた18金のうさぎのリングの画像がありましたので参考までにみていただきました。
と、色々相談した結果結果正面から見える部分のブローチで決定
デザイン画を書かせていただきました。
ここでオーダーをいただきまして、目を小さくもう少しへの字口感を出して欲しいとのこと。
ポイントで教えて頂けると造る方も助かります。
ここでさらに修正点を書き加えていただきました。
おでこの長さと角ばり感(横から見たところ)頬の膨らみ。
口元について口角がほんの少し上がった後頬の重さで垂れている感じ。
前から見たときの目が平行より少しハの字?
シャープで指がわかりやすい手先足先、など
手足の感じもうさぎ独特なんですねえ。
これも今後の作品に活かせるのでとても勉強になります。どうもありがとうございます。
それでは頂いた修正画を元にとりあえずワックス原型を削ってみます。
製作手順としてはまずロウソクみたいな材料のワックスというのを削り原型を作り、それを石膏の中に入れて固め加熱。
するとワックスが溶けて石膏の中にワックス原型の形の空洞ができます。
そこに金を流し込み金の下地を作り、そこからブローチ金具を付けたり毛並みを彫ったりと
細かい細工をしていき完成を目指します。
ワックス原型の状態でしたらいくらでも修正が効きますので、
また修正点などご指示いただきます。
鼻先のシャープさと、目の位置を上めにとのこと
そして再び修正版をみていただき、気に入ってもらう事がで来ました、良かったです~(^^)
それではこれを14金で鋳造します。そして出来上がったのがこちら!
れからこれにブローチ金具を付けたり磨いたり毛並の掘り直しなどをします。
後ろはこんな感じで下の部分に針を留める金具が付きます。
ガタつかないよう両脇に丸線でサポートを付けましたがここに鎖を通してペンダントとしても使っていただけると思います。
「写真を見て、感激しました!うちの子に本当にそっくりです。ありがとうございます😊
ペンダントに出来るとのことも、嬉しいです。」
とのコメントをいただけました。
そしてウサギブローチ完成!
「ありがとうございます!!すごーい!つやもまさに、これくらいが良いです。
外して置いてある姿も可愛いし、すごく満足です、ありがとうございます。
お値段もちょうどよくしていただいてありがとうございます!」
とのうれしいコメントをいただけました。どうもありがとうございます(^^